きみは家具や家電が、どうやって今のかたちになったのか考えたことがあるかな? ボクが図鑑で調べてみたら、プロダクトデザインは見た目のかっこよさだけでなく、「使う人にとって本当に使いやすいか」を素材・構造・製造方法まで含めて考え抜く、ものづくりの学問なんだって。世界中で毎日使われるモノを生み出す航路を、これから照らしてみるよ。
おしゃれな家具や雑貨のスケッチを描く仕事。センスがある人がひらめきで形を決める。アートの延長線上にある学問——プロダクトデザインって、そんなふうに思われがちなんだって。
実際のプロダクトデザインは、見た目の美しさと同じくらい、「使いやすさ」「作りやすさ」「素材の特性」を突き詰めて考える工学的な側面を持つ学問なんだって。同じ椅子ひとつでも、座り心地・耐久性・製造コスト・輸送のしやすさまで全部が設計の対象になるんだ。スケッチはあくまで出発点で、そこから模型を作り、実際に使ってもらって検証し、また直すというプロセスを何度も繰り返すんだよ。
だからプロダクトデザインを学ぶ大学は、美術系の学部だけでなく、機械工学や材料工学に近い工学系の学部にも置かれているんだって。「モノをデザインする」という進路軸は、芸術と工学の両方から近づける、めずらしい学問なんだ。
3Dプリンターやシミュレーション技術の発達で、頭の中のアイデアを試作品としてすぐ形にできる時代になったことも、プロダクトデザインの学びを大きく変えているんだって。アイデアを何度も試作して磨き上げる、スピード感のあるものづくりが当たり前になっているんだよ。
頭の中のイメージを、素早くスケッチとして形にする技術を学ぶ分野だよ。1つのアイデアから何十通りもの案を出す発想力を鍛えるんだって。
粘土や発泡素材で模型を作ったり、3D CADでデジタルモデルを作ったりする分野なんだって。手で触れて確かめることが、デザインの精度を上げるんだよ。
プラスチック・金属・木材などの素材の特性と、量産するための製造技術を学ぶ分野だよ。美しさと作りやすさを両立させる知識なんだって。
使う人が本当に求めていることを、観察やインタビューで見つけ出す分野なんだって。思い込みではなく、根拠を持ってデザインを進めるための土台だよ。
長く使える設計や、リサイクルしやすい素材選びなど、環境負荷を減らす製品デザインを研究しているんだって。
握力や視力が変化しても直感的に使える操作系を、実際のユーザーテストを通じて研究する分野だよ。
3Dプリンターで短期間に何度も試作を繰り返す、新しいデザインプロセスを研究しているんだって。
説明書を読まなくても迷わず使える機器の操作系を、認知科学の知見を取り入れて研究する分野だよ。
こんなきみには、プロダクトデザインの島(学問領域)が向いているかもしれないんだって。
この学問にピンときたなら、きみの好き・得意をボクに教えてよ。プロダクトデザイン以外にも、きみに合いそうな学問の島がまだあるかもしれないから、一緒に探しに行こうよ。
プロダクトデザインの先には、こんな港(仕事)が見えてくるよ。
どちらにも置かれていて、それぞれ重心が違うんだって。美術系は造形力・発想力を重視し、工学系は構造・材料・製造技術を重視する傾向があるんだ。両方バランスよく学べる大学も多いから、志望校のカリキュラムを見比べてみてね。
デッサンなどの実技試験を課す大学もあるけれど、一般的な学力試験で入学できる大学もあるんだって。素早くアイデアを形にするスケッチ力は、大学に入ってからでも鍛えられるものだよ。
大学によって理系・文系どちらの入試方式もあるんだって。工学系に近いプロダクトデザインの学科では数学や物理が必要な場合もあるから、志望校の入試科目を早めに確認しておくのがおすすめだよ。
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