🏛️ 大学ガイド

東北芸術工科大学の学部・学科一覧

📍 山形県私立

2学部・19学科・コースの一覧です。

⚓ 大学の特色

岬トモルン(通常)

東北芸術工科大学に着いたよ⚓ 1992年に山形市で開学した、芸術学部とデザイン工学部の2学部からなる私立大学なんだって。開学から30年以上、東北で唯一の総合芸術大学として地域に根ざしてきたみたいだよ。

岬トモルン(考え中)

キャンパスには文化財保存修復研究センターや美術館大学センターといった付属機関があって、能舞台を備えた施設まであるんだって。制作や研究の環境がかなり充実していそうだね。2022年度には開学30周年記念事業も行われたみたいだよ。

岬トモルン(にっこり)

就職の面では、学科・コースごとにキャリアセンターの担当者がついて個別に相談できる体制になっているんだって。3年次からはキャリアガイダンスや履歴書添削セミナーが通年で開かれ、企業合同説明会も年に複数回開催されているみたいだよ。2025年3月卒業生の就職率は98.0%だったんだって。

出典: 大学の沿革 / キャリア支援 / 就職情報

📍 山形県

西洋絵画(主に油彩画)と東洋絵画(屏風・掛軸・古文書等)の保存・修復技術を学ぶコース。文化財に用いられる素材の性質や造形技法、保存に関する科学的知識・実験機器の扱い方を演習で習得し、3年次からは実際の作品調査を通じて文化財調査の現場に必要な基礎能力を身につける。

考古学・歴史学・民俗学/人類学の3方向から地域の歴史遺産を読み解くコース。専門科目の約半分が演習・フィールドワークで、1年次から専門演習に取り組める。「考古+民俗」「歴史+考古」など分野を組み合わせたハイブリッドな研究ができる点が特徴。

「写生」を軸に観察力と画力を磨くコース。岩絵具や墨など自然由来の素材を用いた伝統技法を学びながら、東北の豊かな自然環境を活かしたフィールドワークを実施。学生主体で展覧会を企画・運営し、制作技術に加えプレゼンテーション能力も養う。

絵画を中心に多様なメディアで表現を学ぶコース。デッサンなど基礎的な技法の習得から、世界を観察する眼差しと独創性を育み、自分だけのテーマを描く自己表現を追求する。教員と学生の距離の近さを活かした指導も特徴。

印刷を用いて制作された絵画・デザインの総称「グラフィックアーツ」を学ぶコース。伝統的な版画技法からデジタルのプリント技術まで幅広い技法を習得し、アート思考とイラストレーションのスキル・ロジックの両方を組み合わせて独自性のある表現を追求する。2026年に版画コースを発展的に改編して新設。

「アート表現とオリジナル・キャラクター」を軸に立体造形の可能性を広げるコース。石彫・金属彫刻・木彫といった伝統素材の技法と、3Dソフトを用いたデジタル造形の技法を両輪で学び、アナログとデジタルを融合させた立体表現力を養う。

多様な表現技法との対話を通じて自分の「技法書」を作り、平面作品を制作するコース。あわせてアートワークショップの企画・運営を学び、美術館や学校など学外の場でファシリテーションを実践。作品制作の技術と、芸術を社会で活かし人と人をつなぐ力の両方を養う。

金属・テキスタイル・陶・漆の4素材を、ファッション/ジュエリー・インテリア・クラフト・美術工芸の4分野に展開して学ぶ学科。伝統的な手仕事の技術に、3Dプリントやレーザーカットなどデジタルツールも組み合わせ、「大量生産では実現できないモノづくり」を追求する。

小説・評論・マンガ・編集を包括的に学ぶ学科。創作指導にとどまらず、書籍や雑誌の編集を学び実際に本を制作するスキルを養う。『文芸ラジオ』などの定期刊行物制作やオープンキャンパスでの作品発表を通じ、書店流通も見据えた出版現場の実務経験を積む。

🎓 芸術学部の求める学生像

大学全体の方針は「東北芸術工科大学は、「藝術立国」という理念のもと、“人と自然を思いやる想像力と、社会を変革する創造力を身につけ、自らの意思で未来を切り開くことができる人材の育成”を教育目標としています。」で始まり、「芸術学部及びデザイン工学部の入学者選抜では、それぞれの専門領域に即して多面的・総合的に評価するために、次の観点から入学希望者を募集します。」として3つの観点を挙げます——「芸術やデザインに興味と熱意を持つ人」「高等学校までの学習および経験により培われた基本的な知識を持ち、主体的に学修できる人」「社会に興味を持ち、仲間とともに切磋琢磨して成長できる人」。芸術学部の方針は「芸術は、美を求める純粋な心と知に基づくものであり、人々に夢や希望を与え、新たな価値を生み出す力があります。多様性を学び取る柔軟な姿勢と、自らの創造力や感性を粘り強く磨き続ける意志を身につけ、芸術の力を社会の真の豊かさに向けて活かそうとする入学希望者を求めます。」です。美術科だけは5コースそれぞれに方針があります。日本画コースは「写生を通して画力と表現力を積み重ね、今日の日本画を探求し続けることのできる人」など3項目、洋画コースは「絵画制作を通して、自己表現に意欲的に取り組める人」「社会問題に興味・関心を持ち、洋画の学修を通じて他者と協働し、社会の課題に取り組める人」「変化を楽しみ、柔軟性を持ち、多様なメディアを通して常に自身を磨き続けられる人」、グラフィックアーツコースは「プリントやグラフィックに興味を持ち、熱意を持ってもの作りと向き合える人」「版画の学びを通して、多くの人に発信・共有し、表現力を社会に活かしたい人」など、彫刻・キャラクター造形コースは「ものを作ることが好きで、自己表現に向けて粘り強く努力できる人」「自然や素材、ものの成り立ちに関心があり、造形を通して探求したい人」など、総合美術コースは「制作プロセスを含めて、美術を広く社会で応用することやそれを教えることに興味があり、その知識を深めたい人」など。歴史遺産学科(文化財保存修復コース/歴史遺産コース)は学科単位で、「文化財や歴史遺産の価値を理解し、後世に守り伝えていくことへの意欲がある人」「探究心を持ちながら、知識や技術の習得に積極的に取り組むことができる人」「人と協力することの大切さを理解し、協働する姿勢を身につけていきたい人」。工芸デザイン学科は「生活に寄り添うモノやコトに興味があり、それを探求し続ける熱意のある人」「素材や、技術を生かした製品、作品の制作に興味・関心のある人」「モノの機能や成り立ちについて知識を深めたい人」。文芸学科は「物語を考え、自ら生み出す努力を続けられる人」「マンガ、ライトノベル、アニメ、ゲームなど、メディアを問わず多様な物語の形態に興味・関心を持つ人」「雑誌・単行本を含んだ多様なモノを制作することに興味・関心がある人」。

出典: https://www.tuad.ac.jp/adm/information/admissionpolicy/

デザイン工学部

学部公式ページ

📍 山形県

「生活そのものをデザインすること」を理念とする学科。雑貨・家具・家電から住宅・店舗のインテリアまで、生活を支える製品や空間のデザインをUI・UXの視点も踏まえて学ぶ。3年次には企業や地域との産学連携授業に取り組み、使いやすさや社会課題への対応力を養う。

建築デザイン・まちづくり・エコロジーなど多様な領域を横断的に学ぶ学科。ツリーハウスづくりや空き家リノベーションなど山形の地域資源を生かした実践的プロジェクトが豊富。一級・二級建築士や各種施工管理士、インテリアプランナーなどの受験資格取得も可能。

「情報を整理し的確に伝える視覚伝達デザイン」を中心に学ぶコース。1年次に感覚・感性を養い、2年次でアナログからデジタルまでの技術を習得したうえで、3・4年次は少人数制の専門演習と企業・地域連携授業を通じ、ポスターやパッケージ、UI/UXなど幅広い表現に取り組む。

「情報を的確に伝え、コミュニケーションを円滑にするための視覚言語」としてイラストレーションを学ぶコース。デッサンなど基礎画力からデジタルイラストまで段階的に習得し、デザインの基礎知識もあわせて学ぶことで、ポスターや広告、パッケージなど多様な領域で通用する表現力を養う。2026年新設。

キャラクターとゲームを「表現」「テクノロジー」「文化」「ビジネス」の4つの視点から総合的に学ぶコース。キャラクターデザインに加え、エンジン開発やプログラミング、物語構造の読み解き、企画・マネジメントまで学び、ゲーム開発から地域活性化への応用まで幅広いスキルを養う。

手描きアニメーションやストップモーションといった伝統技法から、3DCGや生成AIまでを横断的に学ぶコース。モーショングラフィックス・VFX・ブランディング映像など多彩な領域で、映像の魅力を最大化しながら社会に届く映像制作に取り組み、アニメーターやCGクリエイターを目指す。

映像を通じて物語を紡ぎ出す技術と表現力を磨くコース。モンタージュやカメラアングルなど映像特有の非言語的手法を学びながら、シナリオ制作・脚本、写真、パフォーミングアーツ、AI技術を活用した映像制作まで幅広く扱い、企画立案からチーム運営・予算管理までのプロデューススキルも養う。

デザインの手法を用いて食・農・環境・観光・医療・防災など幅広い分野の課題解決に取り組むコース。広告・イベント事業に携わったプロによる演習を通じ、チームでのプロジェクト推進力や、事業計画の立案、マーケティング・調査分析の手法を実践的に習得する。

地域に暮らす人自身が課題を解決し持続可能な地域づくりができるよう支援する、地域支援の専門家を養成するコース。1年半にわたり山形・東北の特定地域に毎週通う地域実習を通じ、商店街活性化や観光・特産品開発、地域教育など、行政・住民と連携した社会実装までを学ぶ。

山形の豊かな食文化を基盤に、四季折々の自然が育む食材や地域の食文化に触れながら、その魅力をデザインやアートの視点で探究するコース。「食と地域」では山形の食文化や伝承野菜、在来種に触れ、生産者や料理家との交流やガストロノミーツーリズムを通じて地域の食を学ぶ。「食とメディア」では食の映像やドキュメンタリー、イベントデザイン、空間演出を、「食とビジネス」では商品開発や店舗開業、フードビジネス、フードテックなど食を軸とした事業展開を学ぶ。

🎓 デザイン工学部の求める学生像

大学全体の方針は芸術学部と共通で、「藝術立国」の理念と3つの観点(「芸術やデザインに興味と熱意を持つ人」「高等学校までの学習および経験により培われた基本的な知識を持ち、主体的に学修できる人」「社会に興味を持ち、仲間とともに切磋琢磨して成長できる人」)です。デザイン工学部の方針は「デザイン」の定義から始まります——「デザインとは、見た目を装飾するだけではなく、今や「デザイン思考」として、人間社会の改善や進化に必要不可欠な技術となっています。」。そのうえで「自己表現や趣味にとどまらず、広く社会をイメージし、何のためにデザインを活用するべきなのか、モノやコトに対するデザインを学び、社会に積極参加しようとする入学希望者を求めます。」と結ばれます。プロダクトデザイン学科は「製品をデザインし、その内容を他者に伝えるための技術を向上させる努力を継続できる人」「社会が抱える課題とそれらに関わる製品に対して興味・関心のある人」「製品のデザインにおいて、他者の意見を傾聴でき、協働することができる人」。建築・環境デザイン学科は「建築、インテリア、リノベーション、まちづくり、ランドスケープ、環境問題などに課題意識を持ち、自ら学ぶ意思がある人」「ものづくりや調査・探究に取り組んだ経験を空間デザインや地域の課題解決に活かす意欲がある人」「社会や自然に対する感性と観察力を持ち、課題発見ができ、論理的に思考しながら解決に向けて他者と協力できる人」。グラフィックデザイン学科(グラフィックデザインコース/イラストレーションコース)は「情報の視覚伝達に興味と熱意を持ち、人との関わりに積極的で、社会に目を向けられる人」「常に好奇心を持ち、既成概念にとらわれず制作活動に向き合うことができる人」「グラフィックデザインを学ぶことに意欲的であり、主体的に努力を続けることができる人」。映像学科(キャラクター・ゲームコース/CG・アニメーションコース/映像クリエイションコース)は「映像表現の多様性とその技術の進化に興味があり、それらを習得する努力ができる人」「社会や地域の魅力と課題に関心があり、それらを映像で表現、発信していく意欲のある人」「自身の役割を理解し、グループで映像制作や研究を行うことができる人」。企画構想学科(企画構想コース/地域デザインコース/食文化デザインコース)は「社会や地域の課題を発見し、それに対する解決策を創造的かつ実践的に提案する意欲を持つ人」「他者と協働し、多様な視点を取り入れながらプロジェクトを推進する意欲がある人」「自主性を持ち、論理的かつ柔軟な思考で新しい価値を創造することに挑戦したい人」。

出典: https://www.tuad.ac.jp/adm/information/admissionpolicy/

🎓 そのほかの「求める学生像」

公表されているアドミッションポリシー(入学者受け入れの方針)等をもとに要約したものです。正確な内容・最新の情報は、必ず各出典(大学公式サイト等)でご確認ください。

方針と入試のつながり

  • 出願が学科・コース単位です。この大学は19の学科・コース区分から最大6つまで志望順位をつけて出願でき、併願しても検定料は変わりません。合否は「合格圏内のうち最も志望順位の高い学科またはコース1つのみを合格とします。」という形で決まります。
  • 総合型選抜(専願体験型)は方針を踏まえた体験授業から始まります——要項は「選考の際は、「アドミッション・ポリシー」(大学側の求める学生像や受験生の受け入れ方針)やカリキュラムなどを踏まえた上で、ワークショップや体験授業に参加いただきます。」と説明し、「本試験では学ぼうとする意欲や取り組む姿勢、大学教育を受けるために必要な基礎的学力、思考力、判断力、表現力や協調性など、個々の幅広い魅力と能力を見い出します。」としています。「志望する専門分野に触れたことがなくても構いません。」とも書かれています。
  • 「主体性評価に関する情報」が合否判定に使われます。要項によれば、Web出願時に入力する情報と調査書等の記載内容は「合否ラインで志願者が同点で並んだ場合の合否判定に活用」され、評価項目は「本学への志望動機が明確である」「「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を持ち得ている」です。

出典: https://www.tuad.ac.jp/adm/wp-content/uploads/2026/06/2027-tuad_guidelines2.pdf

🗺️ キャンパス情報とマップ

📍 山形県山形市上桜田3-4-5

🚉 アクセス: JR山形駅東口からバスで約20分(東北芸術工科大学前ゆき)

📋 学部学科の新設・統廃合・募集停止、大学名の変更

2020年以降に判明している変更点をまとめています。最新の情報は必ず大学公式サイトでご確認ください。

🔗 学部学科統合2026-04

芸術学部・デザイン工学部で大規模な学科・コース再編を実施。旧・文化財保存修復学科は歴史遺産学科に統合(学科定員51名)。企画構想学科(定員80名、企画構想・地域デザイン・食文化デザインの3コース)は旧コミュニティデザイン学科から改称・改組。

出典