きみは文芸のことを、「文学部で難しい小説を読み解く、あの学問」だと思っていないかな? ボクが図鑑で調べてみたら、文芸は作品を「読む」だけでなく、自分自身の小説・詩・シナリオを「書く」ことを中心に据えた、創作の学問なんだって。読み解く文学部とは似ているようで違う、書き手を育てる航路を照らしてみるよ。
文学部と同じで、名作を読んで感想を書く授業。才能がある人だけが小説家になれる、狭き門。国語が得意な人がなんとなく選ぶ学問——文芸って、そんなふうに思われがちなんだって。
実際の文芸は、既存の作品を分析・研究する一般的な文学科とは異なり、自分自身の作品を書くこと(創作、英語ではクリエイティブ・ライティング)を中心に据えた学問なんだって。小説・詩・シナリオ・エッセイといった形式で、実際に作品を書き上げ、それを教員や仲間と読み合って批評し合う「合評」という授業が、カリキュラムの核になっているんだ。
「才能がある人だけの世界」だと思われがちだけど、実際はプロットの組み立て方、文章のリズム、キャラクターの作り方といった、技術として学べる部分がたくさんあるんだって。感覚だけに頼らず、書く技術を体系的に鍛えていくんだよ。批評されることで自分の作品を客観視する力がつくのも、この学問ならではの経験なんだ。
日本大学芸術学部・大阪芸術大学・近畿大学文芸学部など、「文芸」を学部・学科名に冠する大学が複数あるんだって。文学作品を読み解く力と、自分の言葉で新しい物語を生み出す力、その両方が求められる分野なんだよ。
実際に短編・長編小説を書き上げる分野だよ。プロットの組み立て方や、文章表現の技術を実作を通して学ぶんだって。
言葉を凝縮して表現する詩や、自分の視点を綴るエッセイの創作を学ぶ分野なんだって。短い言葉で世界を作る技術を磨くよ。
映画・ドラマ・演劇の脚本を書く分野だよ。会話とト書きだけで物語を進める、独自の技術を学ぶんだって。
自分の作品を発表し、教員や仲間から批評をもらう授業が中心の分野なんだって。他者からの意見を通じて、自分の書き方を客観視する力を養うよ。
AIが物語を生成する時代に、人間の創作にしかできないことは何かを探る研究だよ。
スマートフォンで読まれることを前提にした物語の構成やテンポの変化を分析する研究なんだって。
名作戯曲・脚本の構成を分析し、観客を引き込む物語の型を研究しているんだって。
他者からの批評が、書き手の表現をどう変化させるかを分析する研究だよ。合評という授業の教育的な効果を考える分野なんだって。
こんなきみには、文芸の島(学問領域)が向いているかもしれないんだって。
この学問にピンときたなら、きみの好き・得意をボクに教えてよ。文芸(創作)以外にも、きみに合いそうな学問の島がまだあるかもしれないから、一緒に探しに行こうよ。
文芸の先には、こんな港(仕事)が見えてくるよ。
文芸学科を卒業してすぐにプロの作家になる人は一部で、進む先は出版・広告・Webメディアなど、文章を書く力を活かせる幅広い進路だよ。書く技術は作家業に限らず、いろいろな仕事で強みになるんだよ。
一般的な文学科は既存の作品を読み解き分析することが中心なのに対して、文芸は自分自身の作品を書くことが中心なんだって。「読み解きたいか、書きたいか」で選ぶ目安になるよ。詳しくは学部・学科・専攻・コースの違いも参考にしてみてね。
入試で作文や小論文が課される大学は多いけれど、プロ作家レベルの完成度が求められるわけではないんだって。プロットの組み立て方や文章表現は、大学の4年間で技術として磨いていけるものなんだよ。
小説・評論・マンガ・編集を包括的に学ぶ学科。創作指導にとどまらず、書籍や雑誌の編集を学び実際に本を制作するスキルを養う。『文芸ラジオ』などの…
2年次から所属する3コースの一つ。小説・詩・戯曲・脚本など創作(クリエイティブ・ライティング)を中心に学ぶコースで、現役の小説家や文芸評論家…
文芸とメディアの両面から、表現し発信する力を養う専攻。1年次の「文芸メディア概論」「メディア史」で基礎を固め、2年次以降は「文芸メディア演習…
小説創作論・詩創作論など創作に取り組む科目や、文芸誌の作品を批評する演習、日常生活に生かす哲学的思考法を学ぶ演習が展開される専修。第一線で活…
放送学科が1年次後期から分かれる7専攻の一つ。1年次に脚本執筆のルールを実作を通じて学び、2年次以降は企画立案からストーリー構成、リライトに…
小説、物語、詩、シナリオ、批評、エッセイ、広告コピーなどクリエイティブライティングの技法全般を、実践的な演習を通じて磨く表現文化学科の1コー…
文章のつくり方や感情を伝える表現方法など、作品づくりの知識と技術を学ぶコース。教養と日本語力を高めながらストーリーで伝える力を養い、出版社・…
発想を物語へと膨らませる思考力を磨き、シナリオ作法を身につけるとともに、ドラマの本質と演出の技術についての理解を深め、多様な映画表現の可能性…
評論や小説を書くために必要な知識と方法を身につけ、言語世界を構築し言葉として成立させる技術、文章を書く力と持続力を鍛えるコース。1〜2年次前…
「読むこと」と「書くこと」を、現役の表現者と先端的な研究者が実践と理論の両面からサポートする学科です。国内外の古典から近現代の文学まで幅広い…
小説・エッセイ・詩・短歌・俳句・絵本・漫画原作など様々な文章作品を制作し、読者に届く表現を研究するコース。1年次にエッセイやショートストーリ…
豊かな感性と表現力で人の心を動かす作品を生み出す、表現のエキスパートを養成する専攻。言語文化・表象文化の価値を理解したうえで、文芸を中心とし…
小説・脚本・詩・短歌俳句など複数の創作ジャンルを1年次から並行して学び、毎週1冊を読み込む「百讀」という授業で言葉の表現力を養う。3年次には…
文学の多様な創造と批評の方法を実践的に学ぶコース。小説・評論・エッセイ・短詩型文学などの創作技法に加え、編集・デザイン・プロデュースのカリキ…
小説、エッセイ、短歌、俳句などさまざまな表現形式に触れ、体験型学習を通じて自らの文章力・表現力・編集力を磨くコース。1年次は国文学の基礎を固…
実務的な文章作成法から批評文・論説文、小説などの文芸創作まで幅広く学ぶコース。文章表現法をはじめとする科目群で、生成系AIなども活用しながら…
文学や文化現象について国・言語・時代の枠に縛られず領域横断的に学び、古今東西の文学作品に親しみながら、小説・詩歌・戯曲・批評・評論・エッセイ…
「さまざまな芸術作品を深く理解し人生設計や表現力向上に活かす」ことを掲げる、文学部人間学科の1コース。歴史に残る文学・映画・演劇などの芸術作…
近現代の文学作品を対象に、読解・分析に加えて多様な表現実践に取り組む文学科の1コース。論文・小説・エッセイ・詩などの表現方法とそれに伴う執筆…