きみは「文学部」と聞いて、小説や詩を読む学部を思い浮かべていないかな? でも実は、大学によって当たる範囲がまったく違うんだって。「日本文学・英文学など語学と文学を専門的に学ぶ学部」の大学もあれば、「哲学・史学・心理学・社会学・教育学まで含む人文学の総合デパート」のような大学もあるんだよ。同じ「文学部」という名前の下に、まったく違う学びが広がっていることがあるんだ。港(大学)ごとの違いを、一緒に照らしてみようか。
日本文学科・英文学科・独文学科・仏文学科のように、言語ごとに学科が分かれ、その言語の文学・語学を専門的に掘り下げるタイプだよ。学科名を見れば、何語の文学を学ぶ学部かが比較的わかりやすいのが特徴なんだ。
基本は総合型に近いものの、演劇・映像、美術史、宗教学など、特定の分野に伝統的に強みを持つ大学もあるんだって。演劇を扱う学科は文学部の外にもあるので、舞台芸術は何学部で学べる?もあわせて見てみてね。学部の説明だけでなく、実際にどんな研究室(ゼミ)があるかを見ると特色が見えてくるよ。
学部案内のパンフレットやWebサイトで「学科一覧」を確認するのが一番確実だよ。学科名が「日本文学科」「英文学科」のように言語別に分かれていればタイプAの傾向、「人文学科」「人文科学科」のように大きな1学科で、その中に専修・コースが多数あればタイプBの傾向なんだって。
大学によるよ。語学・文学に特化したタイプの大学もあれば、哲学・歴史学・心理学など人文学全般を学べる総合タイプの大学もあるんだ。「小説や詩を読む」ことだけをイメージしていると、実際の学びの幅を見落としてしまうかもしれないよ。
大学によっては、文学部の中に心理学専修や史学科が置かれている場合があるよ。ただし独立した心理学部・心理学科や、史学科単体を置く大学もあるから、学びたい分野が文学部の中にあるか、それとも別の学部にあるかを大学ごとに確認してみてね。
どちらも人文学(人間・文化・言語・歴史などを扱う学問)を扱う点では共通するけど、大学によって使い分けのルールはなくて、同じような内容を「文学部」と呼ぶ大学も「人文学部」と呼ぶ大学もあるんだって。学部・学科・専攻・コースの違いと同様、名前ではなく中身を確認することが大切だよ。詳しくは「学部」「学科」「専攻」「コース」の違いも参考にしてね。
学部名・学科名だけで判断せず、きみの好き・得意から自分に合いそうな学問領域を探してみない?5つの質問に答えるだけで、全国の大学の専攻から候補を出してみるよ。