遺跡や発掘に憧れて「考古学科」を探しても、ほとんどの大学では見つからないんだって。考古学は多くの大学で、独立した学科ではなく、文学部の歴史系学科の中の「専攻」や「コース」として置かれているからなんだ。探し方のコツを、実際の大学の例で照らしてみるよ。
考古学は、文字の記録(文献)ではなく、遺跡や遺物といった「モノ」から過去の人々の暮らしを復元する学問だよ。文献から過去を研究する歴史学(文献史学)と互いに補い合う関係にあるから、史学科・史学系専攻の中に一緒に置かれているのが自然な形になっているんだって。史学科がどの学部にあるかは史学科・歴史学科は何学部にあるの?を参照してね。
学科名に「考古」の文字がなくても、史学科・歴史学科の中に考古学の研究室やコースを持つ大学は少なくないんだって。大学の文学部サイトで「専修・コース一覧」を確認し、さらに教員紹介ページで考古学を専門とする先生がいるかまでチェックすると、その大学でどこまで考古学を深められるかが見えてくるよ。
研究の材料が違うんだ。歴史学(文献史学)は古文書などの文字史料から、考古学は遺跡・土器・石器などのモノから過去を明らかにするよ。文字が残っていない時代を研究できるのは考古学の強みなんだ。
その通りで、放射性炭素年代測定や遺物の材質分析など、理系の科学技術と連携する場面が多くあるんだって。ただし学問の分類としては人文系で、学科としては文学部に置かれるのが主流だよ。「歴史も科学も好き」という人に合う分野だね。
専攻としては置いていなくても、史学科の中の研究室や卒業論文のテーマとして考古学を扱える大学はあるよ。志望大学の史学系学科の教員の専門分野を確認してみてね。
学部名・学科名だけで判断せず、きみの好き・得意から自分に合いそうな学問領域を探してみない?5つの質問に答えるだけで、全国の大学の専攻から候補を出してみるよ。