「生物学とほとんど同じ学問」——きみもそう思っていないかな? ボクが図鑑で調べてみたら、応用生命科学は、生命現象の基礎知識を土台にしながら、それを食品・医療・環境といった実社会の課題解決に応用することを目指す学問なんだって。実際の学問としての応用生命科学と、専攻できる港(大学・学部学科)の見つけ方を、これから照らしてみるよ。
生物学科と同じような内容を学ぶ、名前が違うだけの学部。生き物の研究をする学問という漠然としたイメージ——応用生命科学ってそんなふうに思われがちなんだって。
生命現象を理論的に理解する生物学の基礎知識を土台にしつつ、「この生命現象の仕組みを、どう食品・医療・環境問題の解決に活かせるか」という応用志向で学ぶ学問——それが応用生命科学の正体なんだって。
生物学科と応用生命科学科は共通する基礎科目が多くて、違いがわかりにくいと感じるかもしれないね。大きな違いは目的意識にあるんだって。生物学科が生命現象の解明そのものを重視する基礎科学的な色合いが強いのに対して、応用生命科学科は「その知見を使って、社会の役に立つ技術や製品をどう生み出すか」という、実用化を強く意識した学問なんだよ。
たとえば「特定の栄養素を多く含む機能性食品」を開発するには、その栄養素が体内でどう作用するかという生命科学の基礎知識に加えて、実際に食品として加工・生産する技術まで考える必要があるんだって。基礎研究と実用化の橋渡しをする、応用力が求められる分野だとわかるよね。
生命現象を分子レベルで理解して、遺伝子を操作する技術を学ぶ分野だよ。品種改良や新薬開発など、幅広い応用につながる基礎技術なんだって。
食品に含まれる成分が、体にどう作用するかを研究して、健康に役立つ食品を開発する分野だよ。発酵食品や機能性表示食品の開発にも直結するんだって。
微生物の働きを利用して、味噌・醤油・お酒などを作る技術を学ぶ分野だよ。日本の伝統的な発酵技術を、科学的な視点から研究するんだって。
生命現象の理解を、新薬の開発や病気の治療法の研究に応用する分野だよ。医薬品開発の基礎となる知識を学ぶんだって。
微生物や植物の力を使って、環境汚染を浄化する技術など、環境問題の解決に生命科学を応用する分野なんだって。
特徴的な味や香りを生み出す微生物を発見・活用して、新しい発酵食品の開発につなげる研究なんだって。
腸内細菌が健康に与える影響を解明して、それを整えるための機能性成分を研究しているんだって。
乾燥に強い性質を持つ遺伝子を特定して、気候変動に対応できる作物の開発につなげる研究だよ。
自然界に存在する、プラスチックを分解できる微生物を探し出して、環境浄化への応用を研究しているんだって。
こんなきみには、応用生命科学の島(学問領域)が向いているかもしれないんだって。
この学問にピンときたなら、きみの好き・得意をボクに教えてよ。応用生命科学以外にも、きみに合いそうな学問の島がまだあるかもしれないから、一緒に探しに行こうよ。
応用生命科学の先には、こんな港(仕事)が見えてくるみたいだよ。
生命現象そのものを理論的に深く探究したいなら生物学科、その知識を使って食品・医療・環境などの実用的な課題解決に取り組みたいなら応用生命科学科が近いイメージだよ。ただし大学によって内容の重なり方が異なるから、カリキュラムでの確認が必要なんだ。詳しくは学部・学科・専攻・コースの違いも参考にしてね。
応用生命科学は生命現象の解明とその応用に幅広く重点を置くのに対して、農学は食料生産や農業経営など、より実社会・産業への応用を強く意識する傾向があるんだって。大学によって農学部の中に応用生命科学科が置かれている場合もあるよ。
理論の講義に加えて、実際に手を動かす実験・実習の割合が高い傾向があるよ。地道な実験を繰り返す忍耐力も求められるんだ。
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1年次に生物学・化学の基礎を固めたのち、2年次から所属する化学系2コースの一つ。食品の栄養成分や食料生産に関わる生命現象を探究し、食品産業や…
総合農業科学科5プログラムのうち農芸化学プログラム。微生物から植物、ヒトを含む動物まで様々な生物を対象に、代謝産物・糖鎖・脂質・タンパク質・…