きみは音響のことを、「コンサート会場でスピーカーを調整するだけの仕事」だと思っていないかな? ボクが図鑑で調べてみたら、それだけじゃないみたいなんだ。音の物理的な性質を科学的に分析しながら、ホールや劇場の音響設計、録音・音楽制作の技術までを、工学と芸術の両面から学ぶ学問なんだって。実際の学問としての音響学・音響技術と、専攻できる港(大学・学部学科)の見つけ方を、これから照らしてみるよ。
コンサート会場の隅で機材を操作して、音量を調整するだけの裏方の仕事——音響学・音響技術ってそんなふうに思われがちなんだって。
音の物理的な性質(波の伝わり方・反射・吸収など)を科学的に分析する「音響学」と、それをホールの音響設計や録音・音楽制作の現場に応用する「音響技術」、この2つを工学と芸術の両面から学ぶ学問——それが実際の音響学・音響技術の姿なんだって。
「なぜこのコンサートホールは音がよく響くのか」を物理の法則から説明したり、録音した音源を理想の響きに近づけるための技術を学んだりと、理系的な分析力と、音楽そのものへの感性の両方が求められるんだ。
音楽・舞台芸術の現場を技術面から支える専門性でもあるから、演奏家や舞台関係者と協力しながら作品をつくり上げる場面も多いみたいだよ。
音がどう発生し、空間の中をどう伝わり、反射・吸収されるかを物理学的に分析する分野だよ。
マイクの配置やミキシングなど、音楽を録音・編集して仕上げるための技術を学ぶ分野だよ。デジタル機材の扱いも重要になるんだって。
コンサートホールや劇場の形状・素材が、音の響き方にどう影響するかを設計に活かす分野だよ。
人間が音をどう知覚し、心地よいと感じるのかを心理学的な視点から研究する分野なんだって。
世界的に評価の高いホールに共通する形状や素材の特徴を、音響工学の視点から分析する研究なんだって。
アナログからデジタルへの技術の移行が、音楽制作の現場や表現の可能性をどう広げたかを検証する研究だよ。
都市部の騒音や、住宅の防音といった身近な問題を、音響工学の知識で解決する方法を研究するんだって。
立体的な音響技術が、これからの音楽鑑賞やライブ体験をどう変えていくかを分析する研究だよ。
こんなきみには、音響学・音響技術の島(学問領域)が向いているかもしれないんだって。
この学問にピンときたなら、きみの好き・得意をボクに教えてよ。音響学・音響技術以外にも、きみに合いそうな学問の島がまだあるかもしれないから、一緒に探しに行こうよ。
音響学・音響技術の先には、こんな港(仕事)が見えてくるよ。学ぶ内容が工学寄りか音楽寄りかは大学によって違うから、カリキュラムを比較してみてほしいんだ。
演奏の実技試験を課さない大学も多いんだって。ただ音楽そのものへの興味・関心は、学びを深めるうえで大切になるよ。
音の波動などを扱うため、物理・数学の基礎知識は必要になるんだって。入学後に基礎から学び直せる大学もあるけど、志望する大学のカリキュラムを確認してほしいな。
作曲系や音楽学・楽理系は音楽そのものを創作・分析する学問。この音響学・音響技術は、音を物理現象として分析し、それを設計や技術に応用する学問だよ。音楽をつくりたいなら前者、音を技術で支えたいなら後者が近いかもしれないんだ。
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