結論から言うと、情報科学=理論(計算のしくみの研究)、情報工学=実装(動くシステムを作る)、情報システム工学=応用(社会や企業の課題をシステムで解決)という重心の違いがあるんだって。コンピュータを扱う学問というイメージは同じでも、理学部にあるか工学部にあるかで学びの性格が変わってくるんだ。どれを選んでもプログラミングの基礎は学べるから、「理論・実装・応用のどこから入りたいか」で見分けるのがコツだよ。実際の大学の例で、一緒に整理してみようか。
情報科学は、アルゴリズムや計算理論など、コンピュータそのものの理論的なしくみを研究する学問なんだって。東京大学の「情報科学科」は理学部に、大阪大学の「情報科学科」(計算機科学コースなど3コース)は基礎工学部に置かれていて、広島大学の「情報科学科」のように情報科学部として独立させた大学もあるよ。理学部系に置かれることが多く、数学的な基礎理論を重視する傾向があるんだって。
情報工学は、情報科学の理論を土台に、実際に動くシステムやソフトウェアを設計・開発する実装力を重視する学問だよ。代表例の九州工業大学の「情報工学科」は「情報工学部」を丸ごと持つ大学で、ソフトウェア情報学・情報ネットワーク・データサイエンス&AI・ロボティクスなど8つのコースが並んでいるんだ。工学部系の学部に多く、理論と実装のバランスを重視するカリキュラムが中心だよ。
情報システム工学は、情報工学の技術を、企業や社会の課題を解決する具体的なシステムづくりに応用する分野なんだって。愛知県立大学の「情報科学科(情報システムコース)」、法政大学の「応用情報工学科」(理工学部)、和歌山大学の「システム工学科(情報システムデザインメジャー)」のように、学科・コース名に「システム」「応用」が入っていることが多いよ。ビジネス・社会の要求を分析して形にする、より実務・応用寄りの学びなんだって。
が近いイメージだよ。ただし多くの大学では、1つの学科の中でこれらを段階的に学ぶカリキュラムになっているから、学科名だけでなくコース分けの内容も確認してみてね。九州工業大学のようにコース名で専門を選ばせる大学は、コース一覧がそのまま「その学科で学べることの地図」になっているんだ。
情報系の3分野は、理論(情報科学)→実装(情報工学)→応用(情報システム工学)と地続きの関係にあって、入口の重心が違うだけなんだって。学べる大学はコンピュータサイエンス・情報工学・システム工学・データサイエンスのページで一覧できるから、自分の入りたい入口から港(大学)を探してみてね。エンジニア以外の道も含めた学部の全体像は「情報学部」「情報学科」は大学で中身がかなり違うも参考になるよ。
どの学問でもプログラミングの基礎は学べるんだって。理論から深く学びたいなら情報科学、実装力を早くから鍛えたいなら情報工学や情報システム工学が近いイメージだよ。就職の面では3分野とも情報通信業のエンジニア職が主要な進路で、大きな差はないんだ。
コンピュータサイエンスは情報科学とほぼ同じ意味で使われることが多い言葉なんだって。海外の大学の学部名を日本語に訳す際などに使われることが多いよ。詳しくはコンピュータサイエンスとは?も参考にしてね。
AI・機械学習は、情報科学の理論(統計・アルゴリズム)を土台に、情報工学的な実装力を組み合わせて学ぶことが多いんだって。九州工業大学の「データサイエンス・AIコース」のように、「AI」を冠したコースを新設した大学もあるよ。詳しくはAI・機械学習とは?も参考にしてね。
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