「コンピュータサイエンスと同じことを学ぶ学問」——きみもそう思っていないかな? ボクが図鑑で調べてみたら、情報工学・システム工学は、コンピュータの理論を土台にしながらも、それを実際に「動くシステム」として作り上げることを目的とした、実践色の強い学問なんだって。実際の学問としての情報工学・システム工学と、専攻できる港(大学・学部学科)の見つけ方を、これから照らしてみるよ。
コンピュータサイエンスと同じで、名前が違うだけ。プログラミングを覚える学問という漠然としたイメージ——情報工学・システム工学ってそんなふうに思われがちなんだって。
アルゴリズムや計算理論といったコンピュータサイエンスの基礎知識を土台にしつつ、それを実際に社会で使われる「動くシステム」(業務システム・組み込み機器など)として設計・開発することを目的とした、工学的な学問——それが情報工学・システム工学の正体なんだって。
コンピュータサイエンスと情報工学・システム工学は多くの授業が重なっていて、違いがわかりにくいと感じるかもしれないね。大きな違いは目的意識にあるんだって。コンピュータサイエンスが「計算とは何か」「効率よく解くにはどうすればよいか」という理論的な探究を重視するのに対して、情報工学・システム工学は「その理論を使って、実際に使える製品・システムをどう作るか」という実装・設計に重点を置くんだよ。
たとえば「多くの利用者が同時にアクセスしても落ちないWebサービス」を作るには、アルゴリズムの理論だけでなく、サーバーの構成、データベースの設計、障害が起きたときの対応まで、システム全体を設計する力が必要なんだって。理論と実践の橋渡しをする、エンジニアリング的な思考が求められる分野だとわかるよね。
大人数のチームで、バグを減らしながら効率よくソフトウェアを開発するための設計手法・開発プロセスを学ぶ分野だよ。実際の企業でのシステム開発に直結する知識なんだって。
大量のデータをどう保存して、必要な情報を高速に取り出すかを学ぶ分野だよ。ネットショップの在庫管理やSNSの投稿データなど、あらゆるシステムの土台となる技術なんだって。
複数のコンピュータを連携させて、大規模なサービスを支える仕組みを学ぶ分野だよ。多くの人が同時に使うWebサービスの裏側を支える技術なんだって。
家電・自動車・産業機器などに内蔵されている、専用のコンピュータシステムを設計する分野だよ。ハードウェアとソフトウェアの両方の知識が求められるんだって。
人とコンピュータのやり取り(操作画面やUI/UX)を、使いやすく設計するための考え方を学ぶ分野だよ。技術だけでなく、人間の心理や行動も踏まえて設計するんだって。
カメラやセンサーから得られる大量のデータを、瞬時に処理して安全な運転判断につなげるシステムを研究しているんだって。
医療現場で使われるシステムが、絶対にダウンしないようにするための設計手法を研究しているんだって。
多くのプレイヤーが同時に接続しても遅延なく動作するゲームシステムの設計を研究する分野だよ。
ビッグデータと呼ばれる大量のデータを、効率よく保存・分析するためのシステム技術を研究しているんだって。
こんなきみには、情報工学・システム工学の島(学問領域)が向いているかもしれないんだって。
この学問にピンときたなら、きみの好き・得意をボクに教えてよ。情報工学・システム工学以外にも、きみに合いそうな学問の島がまだあるかもしれないから、一緒に探しに行こうよ。
情報工学・システム工学の先には、こんな港(仕事)が見えてくるみたいだよ。
計算の仕組みそのものを理論的に深く探究したいならコンピュータサイエンス、その理論を使って実際に社会で使われるシステム・製品を作ることに関心があるなら情報工学・システム工学が近いイメージだよ。大学によって呼び方や内容が異なるから、カリキュラムでの確認が必要なんだ。詳しくは学部・学科・専攻・コースの違いも参考にしてね。
多くの大学では入学後に基礎からプログラミングを学ぶカリキュラムが用意されているから、未経験でも問題ないケースがほとんどだよ。
理論(アルゴリズムなど)の学習と、実際にシステムを設計・開発する実践的な演習の両方がバランスよく含まれることが多いよ。理論を疎かにしてよいわけではないんだ。
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