きみは社会学のことを、「なんとなく社会について学ぶ、ふわっとした学問」だと思っていないかな? ボクが図鑑で調べてみたら、社会学は、私たちが「当たり前」だと思っている社会のルールや常識が、実はどう作られてきたのかを、データと理論を使って問い直していく学問なんだって。実際の学問としての社会学と、専攻できる港(大学・学部学科)の見つけ方を、これから照らしてみるよ。
社会問題について、なんとなく意見を言い合う、特定の専門知識がいらない、テーマが幅広すぎて実態がつかみにくい学問——社会学ってそんなふうに思われがちなんだって。
「なぜこの現象が起きているのか」を、アンケート調査・統計データ・インタビューといった実証的な方法で裏付けながら、社会の仕組みや常識が作られる過程を明らかにする学問——それが実際の社会学の姿なんだって。
社会学は扱うテーマが家族・教育・メディア・都市・格差など非常に幅広いから、「結局何を学ぶのかよくわからない」と言われがちなんだって。でも、どんなテーマを扱うにしても共通しているのは、「当たり前」とされていることを疑って、データや調査に基づいて検証するという姿勢だよ。
たとえば「最近の若者は元気がない」という印象論があったとしても、社会学ではそれを鵜呑みにせず、実際にアンケート調査を行って統計的に本当にそう言えるのかを確かめるんだって。そして、もしそう言えるなら、それが個人の問題なのか、社会構造(雇用環境や教育制度など)の変化によるものなのかを分析するよ。感覚的な議論ではなく、調査・データに基づいて社会を捉え直す、実証的な学問なんだ。
アンケートやインタビューなど、社会の実態を正確に把握するための調査方法を学ぶ分野だよ。「どう質問すれば偏りのないデータが取れるか」といった、調査の設計そのものを学ぶ、社会学の土台となる分野なんだって。
家族の形が時代とともにどう変化してきたか、それが個人や社会にどう影響するかを研究する分野だよ。「なぜ未婚化・少子化が進んでいるのか」といった、現代的なテーマを扱うんだって。
都市に人が集まることで生まれる人間関係やコミュニティの変化を研究する分野だよ。「なぜ都市では近所付き合いが希薄になりやすいのか」といったテーマを扱うんだって。
SNSやインターネットが、人々のコミュニケーションや価値観にどう影響を与えているかを研究する分野だよ。「なぜSNSで炎上が起きやすいのか」といった、身近なテーマを扱うんだって。
収入・学歴・職業などによって生まれる社会的な格差が、どう発生して、世代を超えてどう受け継がれるかを研究する分野なんだって。
SNS上の反応が、若者の自己評価や人間関係にどう影響しているかを、アンケート調査を通じて分析する研究なんだって。
都市から地方に移住する人が増える中で、地域の人間関係やコミュニティのあり方がどう変化しているかを調査する研究だよ。
共働き家庭が増える中で、家事や育児の分担、地域との関わり方がどう変化しているかを調べる研究なんだって。
雇用形態の変化が、若者の結婚観・キャリア観にどう影響しているかを、統計データとインタビューの両方から分析する研究だよ。
こんなきみには、社会学の島(学問領域)が向いているかもしれないんだって。
この学問にピンときたなら、きみの好き・得意をボクに教えてよ。社会学以外にも、きみに合いそうな学問の島がまだあるかもしれないから、一緒に探しに行こうよ。
社会学の先には、こんな港(仕事)が見えてくるよ。
社会学は社会の仕組みや現象そのものを分析・研究することに重点を置くのに対して、社会福祉学は生活に困難を抱える人への具体的な支援方法(福祉制度・ソーシャルワークなど)を学ぶ、より実践的な学問なんだって。学部名だけで判断せずに、カリキュラムでの確認が必要だよ。詳しくは学部・学科・専攻・コースの違いも参考にしてみてね。
多くの大学で文系に分類されるけど、統計データを扱う社会調査法の授業では数学的な考え方も使うんだって。文系の中では、比較的データ分析の比重が大きい学問だよ。
扱うテーマ自体は家族・都市・メディア・格差など非常に幅広いけど、共通しているのは「データや調査に基づいて社会の当たり前を検証する」という方法なんだって。大学によって力を入れているテーマが異なるから、興味のあるテーマを持つ研究室があるか確認してみるといいよ。
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