きみは地球科学・環境科学のことを、「地震や火山について勉強する学問」だと思っていないかな? その理解は間違いではないけれど、扱う対象はもっと壮大みたいなんだ。ボクが図鑑で調べてみたら、地球科学・環境科学は地球という一つの惑星を、大地・大気・海洋・生命がどう関わり合いながら成り立っているかを科学的に解き明かす学問なんだって。実際の学問としての地球科学・環境科学と、専攻できる港(大学・学部学科)の見つけ方を、これから照らしてみるよ。
地球科学・環境科学ってきみの中では、どんなイメージかな? 地震や火山、天気予報について勉強する。地学が好きな人向けの、やや地味な理系科目——そんなふうに思われがちなんだって。
でも、大学で学ぶ「学問としての地球科学・環境科学」は、そのイメージとはけっこう違うみたいなんだ。地震・火山・気象といった個別の自然現象を扱うだけでなく、大地・大気・海洋・生命が互いにどう影響し合いながら地球という一つのシステムを作っているかを、物理・化学・生物の知識を横断して解明する、スケールの大きな学問なんだって。
地球科学と聞くと、地震や火山、天気予報といった個別のテーマを連想する人が多いかもしれないけど、実際に大学で学ぶのは、それらを一つの大きな「地球システム」として捉える視点なんだ。たとえば「なぜ地球の気候は数万年単位で変動してきたのか」を理解するには、大気の動きだけでなく、海流や氷河、生物の活動まで含めて分析する必要があるんだって。
近年は特に、気候変動や海洋プラスチック問題といった地球規模の環境問題への関心が高まっていて、地球科学と環境科学は密接に結びついているんだよ。過去の地球の姿をデータから読み解く「地球史」の視点と、これからの地球の未来を考える「環境問題」の視点を、両方持ち合わせる学問なんだって。
地層や岩石を調べることで、地球の歴史や成り立ちを研究する分野なんだって。「なぜこの地域は地震が多いのか」を理解する土台にもなるんだよ。
大気の動きや気候の変動を研究する分野だよ。天気予報の仕組みだけでなく、気候変動のメカニズムを理解するうえでも重要な分野なんだって。
海流・海洋生態系・海水の性質など、海に関わる現象を研究する分野なんだって。地球の気候にも大きな影響を与える、海の役割を科学的に解明していくんだよ。
過去の気候データを分析して、将来の気候変動を予測する分野だよ。地球温暖化対策の科学的な根拠を提供する重要な分野なんだって。
自然環境をどう保全し、環境問題にどう対応すべきかを、科学的な知見をもとに考える分野なんだって。
地下のマグマの動きを、地震波や地殻変動のデータから捉えて、噴火予測の精度を高める研究なんだって。
マイクロプラスチックが海の生き物にどう蓄積して、影響を与えているかを調査する研究だよ。
極地の氷を分析して、数万年前の気候がどうだったかを明らかにする研究なんだって。
近年増えているゲリラ豪雨がなぜ発生するのかを、大気の動きから科学的に解明する研究だよ。
こんなきみには、地球科学・環境科学の島(学問領域)が向いているかもしれないんだって。
この学問にピンときたなら、きみの好き・得意をボクに教えてよ。地球科学・環境科学以外にも、きみに合いそうな学問の島がまだあるかもしれないから、一緒に探しに行こうよ。
地球科学・環境科学の先には、こんな港(仕事)が見えてくるよ。教員を目指す場合は、理科(地学)の教員免許を取得できるかどうかが大学によって違うから、そこは覚えておいてほしいんだ。
地球科学・環境科学は地質・気象・海洋など自然現象そのものの解明に重点を置くのに対して、地理学は自然環境だけでなく都市・人口・産業といった人間社会の側面も含めて総合的に扱う傾向があるよ。詳しくは学部・学科・専攻・コースの違いも参考にしてみてね。
地質調査などで実際に野外に出る機会がある大学も多くて、現地での観察・調査を重視するカリキュラムが組まれているのが一般的なんだって。
地震・火山・気象のメカニズムを理解する知識は防災に直結するけれど、気象予報士など特定の資格を取るには、別途試験に合格する必要があるから、そこは覚えておいてね。
哺乳類・鳥類・昆虫・植物・微生物など多様な生物からなる生態系の仕組みと、農畜産環境との関わりを学ぶユニット。環境微生物学・植物生態学・動物生…
社会基盤・環境分野に属し、雪氷やガスハイドレートを対象に、物理・化学系分野を主体とした理学的基礎から土木・環境防災に関わる工学的応用までを総…
大型・中型哺乳類から鳥類・昆虫類まで幅広い野生動物を対象に、生態・行動・保全・管理、さらには狩猟や有効活用までをGPSやドローンを使って調査…
気候・気象、環境変動、湖沼・河川、海洋環境、土壌や植生など、地域から地球規模までの環境を人工衛星やドローンによる環境情報解析を通じて科学的に…
天文学・地質学・地震学・気象学などの理学系科目と、土質力学・建築構造学・防災工学などの工学系科目を横断的に学ぶ学科。地震火山観測所や気象ドッ…
地球惑星物質科学科では、岩石や鉱物などの物質を手がかりに、地球や惑星がどのように形成され変化してきたかを研究します。野外調査や分析実験を通じ…
国際資源学科3コースのうち理系の資源地球科学コース。世界を対象にした資源分布の予測と新たな地球資源の可能性を探求する、最先端地球科学分野の技…
生物学・化学・環境科学の基礎を学んだ後、陸域生物圏、環境管理修復、地域計画、基礎生命科学の4つの研究グループに分かれて専門を深める。地域から…
火山学・地質学・岩石学・古生物学・地球物理学・鉱物学など地球科学の諸分野を、山形の自然を生かした野外演習や県外での実習を通じて実践的に学ぶコ…
入学後1年間は農学全般を幅広く学ぶ導入教育を行う食料生命環境学科の1コース。生態学的視点から環境と農業の関係性を探究し、基幹・国際展開・地域…
惑星・大気・気象・地震・火山・地質・化石など地球と環境に関わる幅広い分野を扱うコース。3年次から地球惑星科学と地球科学技術者養成の2プログラ…
人文地理学、地誌学、地形学、水文科学、大気科学、環境動態解析学の6分野からなる主専攻。フィールドワーク・データ解析・室内実験を通じて、気象や…
地史学・古生物学、地層学、地球変動科学、岩石学、鉱物学、地球資源科学の6分野からなる主専攻。地球誕生から現在に至る地質現象を野外調査・室内実…
自然科学の基礎理論をもとに流域圏のデザインを学び、2年次後期から田園空間の設計・制御を扱う農業環境工学プログラムと、森林の木材生産・環境保全…
環境システム学科の2コースの一つ。身近な大気現象や気候変動、水循環や水質汚染といった内容を中心に、気圏・水圏・環境情報に関する知識を学ぶコー…
2025年4月開設の専攻。環境科学・エネルギー科学の基礎となる化学・生物分野を複合的に学び、地球レベルの環境問題やエネルギー問題の解決に貢献…
緑地環境学科は2年次に「環境造園学」(定員約32名)「緑地科学」(定員約23名)「環境健康学」(定員約11名)の3プログラムに分属する。本プ…
「100年先の地球に笑顔があふれるために」を掲げ、深海から宇宙までの自然・多様な生物・人間社会を「生命圏」と捉える学科で、3年次から分かれる…
3年次から分かれる4コースの一つ。生態系のしくみと生物多様性の保全を中心テーマに学ぶコース。基礎理学実験や複数の野外実習を通じて、生物と環境…
危機管理学科が入学後に分かれる6コースの一つ(2022年度新設)。気候変動や海洋・土壌汚染、放射性物質など地球規模の環境問題を、自然科学的な…
動物危機管理学科が2年次から分かれる3分野の一つ。野生動物・水生動物とその生息環境について学び、生態調査や保全・管理に携わる人材を養成する。…
人間活動と自然との関わり合いを認識することで、持続可能な未来に向けた実践と判断の能力を養うコース。「宇宙・地球」「物質・エネルギー」「生命・…
数学・物理学・化学を基礎に、実験・野外実習・数値解析などの技能を養う科目群と、地球・惑星・宇宙・生命に関する専門知識を学ぶ講義科目群を組み合…
海洋および海洋生物に関わる基礎科学と環境科学を総合的に学び、海洋環境・海洋生物の調査や保全、利用のための科学と技術を身につけます。水圏におけ…
環境保全を前提に、海洋・海底の資源やエネルギーの探査・利用・開発の方法を、基礎科学と海洋工学の両面から総合的に学びます。専門科目では、再生可…
固体地球を地質学・岩石学・鉱物学・鉱床学・古生物学などの分野から教育・研究する専修。自然観察・フィールド調査を重視し国内外での実地調査を行う…
資源と環境に関する学問・技術を「資源系」「開発系」「循環系」「環境系」の4分野から学ぶ学科。環境保全工学・資源循環工学・素材プロセス工学・開…
フードサイエンス実験、食品衛生学、食品バイオテクノロジー、フードコーディネート論など幅広い科目を通じ、食をとりまく環境を科学的に学ぶ学科。I…
「生物環境」「環境保全」「環境科学」の3分野をバランスよく学ぶ学科。小笠原諸島や知床、屋久島など世界自然遺産でのフィールドワークが特徴で、動…
21世紀の地球市民に求められる環境リテラシーを養うことを目指すメジャー。ICUのリベラルアーツ教育の特性を活かし、自然・人間・社会にまたがる…
複雑化する環境問題の解決には自然科学だけでなく社会科学・人文科学を含むリベラルアーツの学びが必要という考えに基づくプログラム。地球温暖化やプ…
宇宙誕生から今日までの138億年の歴史を、ビッグバン・地球形成・生命進化・人類の起源と文明発生まで俯瞰的に学ぶプログラム。自然科学・社会科学…
「地球の未来を救う学び」を掲げ、低炭素・脱炭素技術や食料生産の課題解決に取り組む、理工学部の学科(2026年4月新設)。環境科学・地球科学・…
応用生物学部応用生物学科の4コースの一つ。1年次の専門基礎教育を経て3年次から4コースに分かれる。生物が備える高効率・省エネルギー的な機能を…
神奈川大学で初めて設けられた地学系のコースで、1年次の地球科学概論や地球科学基礎実験を通じて地質学・環境科学の基礎を固める。3年次には地球環…
生態系と都市・人間活動の調和・共生をめざし、生物学・生態学・環境化学から都市工学・建築学まで幅広い分野の理論を学ぶ。フィールド調査や化学測定…
環境衛生学・環境分析学・環境評価学・環境保全学を柱に、授業の約3割を実習・演習が占める学科。実験室での分析から野外のフィールドワークまで幅広…
2025年に相模原キャンパスへ開設された学科で、デジタル技術とグリーン技術の融合により脱炭素社会の実現に貢献する人材を育成する。生物多様性と…
岩石から地球に関する歴史を紐解く地質学を、野外実習を重視した少人数教育で学ぶプログラム。偏光顕微鏡による鉱物同定を行う岩石学実験や3年次の野…
物理学・化学・生物学・地学の基礎を身につけたうえで、地球環境科学・環境生物学・物質循環科学の3専門領域に分かれ、経済学・法学などの環境社会学…
2年次後半から選択する5コースの一つ。大気・水質・土壌などの身近な環境問題を科学的に理解し、環境保全と持続可能な社会づくりに貢献できる知識・…