きみは地理学のことを、「地図記号や都道府県の特産品を覚える学問」だと思っていないかな? 実は大学の地理学は、かなり違うみたいなんだ。ボクが図鑑で調べてみたら、地理学は「なぜこの場所にこの街ができたのか」「なぜこの地域でこの災害が起きやすいのか」といった、場所と現象の関係を科学的に分析する学問なんだって。実際の学問としての地理学と、専攻できる港(大学・学部学科)の見つけ方を、これから照らしてみるよ。
地理学ってきみの中では、どんなイメージかな? 都道府県の特産品や、山・川の名前を覚える。地図を見るのが好きな人向けの、暗記中心の学問——そんなふうに思われがちなんだって。
でも、大学で学ぶ「学問としての地理学」は、そのイメージとはけっこう違うみたいなんだ。場所の名前や特産品を覚えることが目的ではなく、地形図・統計データ・現地調査(フィールドワーク)を使って、「なぜその場所でその現象が起きているのか」という因果関係を分析する学問なんだって。
高校までの地理は、地名や特産品を覚える暗記科目という印象が強いかもしれないけど、大学の地理学は「なぜそうなっているのか」という問いを解き明かす学問なんだ。たとえば「なぜこの地域は洪水の被害を受けやすいのか」を説明するには、地形・地質・過去の降水データなどを組み合わせて分析する必要があるんだって。
地理学は大きく、地形や気候など自然現象を扱う「自然地理学」と、人口・都市・産業など人間社会の側面を扱う「人文地理学」に分かれるんだよ。実際に現地に足を運んで調査するフィールドワークを重視する分野が多くて、地図やデータの分析力と、現場での観察力の両方が求められる、文系・理系の枠を超えた学問なんだって。
地形・気候・水の流れなど、自然環境の成り立ちを研究する分野なんだって。「なぜこの地域は地震・火山活動が多いのか」といった、自然災害のリスクを理解する土台にもなるんだよ。
都市がどう発展し、人口や産業がどう分布しているかを研究する分野だよ。「なぜこの駅前は栄えて、あの駅前はさびれたのか」といった、身近な疑問を分析するんだって。
特定の国や地域を対象に、自然・社会・経済のあり方を総合的に研究する分野なんだって。ある地域の特徴を、複数の視点から立体的に理解する力を養っていくんだよ。
地図データをコンピュータ上で分析する技術を学ぶ分野だよ。防災計画や都市計画、マーケティングなど、様々な分野で実際に使われている実践的な技術なんだって。
人間の活動が自然環境にどう影響しているかを研究する分野なんだって。気候変動や森林破壊など、地球規模の環境問題を地理学の視点から考えていくんだよ。
過去の水害データと地形の特徴を組み合わせて、より実態に即した浸水想定区域を作成する研究なんだって。
人口密度・交通量・周辺施設などのデータをもとに、どんな立地条件が売上に影響するかを調べる研究だよ。
人口減少地域における空き家の分布を地図データで可視化して、その発生要因を分析する研究なんだって。
同じ都市の中でも、緑地や建物の密集度によって気温にどんな差が生まれるかを、実測データを使って分析する研究だよ。
こんなきみには、地理学の島(学問領域)が向いているかもしれないんだって。
この学問にピンときたなら、きみの好き・得意をボクに教えてよ。地理学以外にも、きみに合いそうな学問の島がまだあるかもしれないから、一緒に探しに行こうよ。
地理学の先には、こんな港(仕事)が見えてくるよ。教員を目指す場合は、地理の教員免許を取得できるかどうかが大学によって違うから、そこは覚えておいてほしいんだ。
地理学は自然環境だけでなく都市・人口・産業といった人間社会の側面も含めて総合的に扱うのに対して、地球科学・環境科学は地質・気象・海洋など自然現象そのものの解明に重点を置く傾向があるよ。学科名だけで判断せず、カリキュラムでの確認が必要なんだって。詳しくは学部・学科・専攻・コースの違いも参考にしてみてね。
大学によって文系(人文地理学中心)・理系(自然地理学中心)の両方の分類があって、文系・理系どちらの入試でも受験できる大学もあるんだって。学ぶ内容の幅が広いから、志望校のカリキュラムを確認することが大切だよ。
地図への興味は大きな入り口になるけれど、大学では統計データの分析や、現地調査による検証など、根拠に基づいて考察する力が求められるよ。
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地理学に主軸を置きながら環境問題の最新課題に取り組むコース。地図学、リモートセンシング(RS)、地理情報システム(GIS)などの授業が充実し…
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社会文化コースを構成する4分野の一つ。現代における経済的・社会的・文化的諸問題に対して、空間的事象の一般性と地域性に関する専門知識やさまざま…
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地表面の諸現象を空間的にとらえ、フィールドワークやGISを活用して調査・分析する専攻。環境問題や防災研究など現代的課題に対応するほか、気候学…
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地理学を基盤に、都市・経済・文化など多角的な視点から地域社会の課題解決に取り組む新学科(2027年4月開設予定)。アグリビジネス(食・農)、…
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3・4年次から選ぶ6コースの一つ。他コースと連携した幅広い地理学と、東アジアを中心に旧石器時代から近代にかけての遺跡を対象とする考古学・動物…
情報学科のもう1コースで、宇宙利用技術や地理空間情報の専門知識と最新の情報処理技術を学ぶ。空間データで地域や地球の現状を可視化し、新たな価値…