建築を学べる学部って、どこにあるか知ってるかな? 工学部・美術系学部・家政学部・独立した建築学部と、建築学科の所属先はとても幅広いんだって。しかも近年は、もともと工学部や家政学部の中にあった建築系の学科が、独立した学部に生まれ変わる動きもあるみたいだよ。「建築学部」だけを探していると、歴史ある選択肢を見落とすかもしれないんだ。実際の大学の例で照らしてみよう。
愛知産業大学は造形学部に建築学科を置き、構造や設備の知識に加えて、建築・都市・環境のデザインやインテリアの設計力を養うんだって。多摩美術大学の美術学部建築・環境デザイン学科(旧・環境デザイン学科)は、建築・インテリア・ランドスケープ(都市環境)の3分野を横断して学ぶカリキュラムだよ。同じ「建築」でも、こちらは意匠(デザイン)や空間表現に軸足を置いた学び方になるんだ。デザイン系の学部全般については「デザイン学部」「造形学部」「芸術学部」の違いを整理するも参考にしてね。
椙山女学園大学は生活科学部の生活環境デザイン学科で建築を学べるよ。1年次はアパレル・インテリア・建築住居という3つの分野を幅広く学び、2年次から専門を選ぶ構成で、建築はあくまで「衣食住」の「住」を担う分野のひとつという位置づけなんだって。家政学は暮らし全体を扱う学問だから、住まいを暮らしの視点から学べるのが特徴だよ。
近年は、工学部や家政学部の一部だった建築系の学科が、独立した学部として生まれ変わるケースが続いているんだって。近畿大学は2011年、理工学部から建築学科を独立させて「建築学部」を新設したよ。芝浦工業大学は2017年、工学部の建築学科・建築工学科とデザイン工学部デザイン工学科(建築・空間デザイン領域)を統合再編し、「建築学部」を設置しているんだ。家政系の大学でも同様の動きがあり、共立女子大学は2023年、家政学部から独立する形で「建築・デザイン学部」を新設したよ。日本女子大学も2024年、1962年から続く家政学部住居学科を改組し、「建築デザイン学部」を新設しているんだって(住居学科は2024年度から募集停止)。工学とデザインの両方を統合した学部として打ち出す大学が多いのが特徴だね。
所属学部は、その大学が建築をどんな視点で捉えてきたかの歴史を映しているんだって。工学部系は構造・技術中心、芸術系学部は意匠・デザイン中心、家政系学部は暮らし・住生活中心という重心の違いがあるよ。近年新設が相次ぐ独立した建築学部は、工学とデザインの融合を掲げる大学が多い傾向なんだ。ただし、一級建築士の受験資格に必要な指定科目は、所属学部を問わずどの学科にも共通して定められているから、資格を目指す場合は学部名ではなく指定科目の有無をカリキュラムで確認してね。この点は「建築学部」「建築学科」は所属する学部で色が変わるでも詳しく扱っているよ。
所属学部に関わらず、一級建築士の受験資格に必要な指定科目を修めていれば受験資格を得られるよ。工学部でも、芸術系学部でも、家政学部でも対応している学科はあるから、学部名だけで判断せず、大学案内やシラバスで指定科目の有無を確認してね。
建築を「構造・技術」と「デザイン・意匠」の両面から統合的に教育しようとする大学があるからなんだって。工学部の中の一学科、家政学部の中の一学科という位置づけのままでは学際的な取り組みがしにくいから、独立した学部として再編し、専任教員や設備を集中させる大学もあるよ。
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