きみは臨床心理学のことを、「優しく話を聞いてあげる、心理学科の一分野」だと思っていないかな? ボクが図鑑で調べてみたら、それだけじゃないみたいなんだ。心の悩みや困難を抱える人を理解し支援するための理論と技法を体系的に学ぶ、心理学の中でも特に「支援の専門職」につながる学問なんだって。公認心理師の受験には、大学で指定の科目を修めたうえで、大学院の修了か一定期間の実務経験が必要だから、学部はその土台を築く段階なんだ。実際の学問としての臨床心理学と、専攻できる港(大学・学部学科)の見つけ方を、これから照らしてみるよ。
悩んでいる人の話を、うんうんとうなずきながら優しく聞いてあげる、癒し系のイメージ——臨床心理学ってそんなふうに思われがちなんだって。
でも、大学で学ぶ「学問としての臨床心理学」は、そのイメージとはけっこう違うみたいなんだ。カウンセリングの理論・技法を、心理学全体の基礎(認知・発達・社会心理学など)の上に体系的に積み上げながら、心の不調がなぜ起きるのかを理論で理解し、根拠のある方法で支援する力を養う学問なんだって。
「話をただ優しく聞く」だけでは専門職として通用しなくて、認知行動療法のような効果が実証された技法や、心理検査による客観的なアセスメント(見立て)の方法を、体系的に学んでいくんだ。病院・学校・福祉施設などでの実習も重要な柱で、理論と実践の両方が求められる学問なんだって。
似た名前の学問領域に「心理学」があるけど、あちらは認知・発達・社会心理学など心の仕組み全般を幅広く研究する学問。臨床心理学は、その中でも「心の困難を抱える人への支援」に軸足を置いている点が大きな違いなんだって。
認知行動療法・精神分析など、心の困難にアプローチするさまざまな心理療法の理論と技法を学ぶ分野だよ。
うつ病・不安障害など、心の不調がどのようなメカニズムで起きるのかを医学的な視点からも学ぶ分野なんだって。
知能検査・性格検査などを用いて、相談者の心の状態を客観的に把握する方法を学ぶ分野だよ。支援の第一歩となる大切な技術なんだって。
病院・学校・福祉施設などで、実際の支援現場を経験する実習科目だよ。教科書だけではわからない、現場の力を身につけるんだって。
災害や事故が起きたときの心のケアや、地域社会の中でのメンタルヘルス支援のあり方を学ぶ分野なんだって。
学校に通えなくなった子どもや家族への、効果的な関わり方を検証する研究なんだって。
考え方のクセに働きかけるこの治療法が、なぜうつ病や不安障害の改善に効果があるのかを科学的に検証する研究だよ。
被災した人々の心のケアを、どんなタイミングでどう行うのが効果的かを検証する研究なんだって。
対面ではなくオンラインで行うカウンセリングが、対面と同じような効果を持てるのかを検証する研究だよ。
こんなきみには、臨床心理学の島(学問領域)が向いているかもしれないんだって。
この学問にピンときたなら、きみの好き・得意をボクに教えてよ。臨床心理学以外にも、きみに合いそうな学問の島がまだあるかもしれないから、一緒に探しに行こうよ。
臨床心理学の先には、こんな港(仕事)が見えてくるよ。公認心理師を目指す場合は、大学で指定の科目を修めたうえで、大学院の修了か、定められた施設での一定期間の実務経験が必要になるよ。臨床心理士を目指す場合も、多くのケースで大学卒業後に大学院での学びが必要になるから、そこは覚えておいてほしいんだ。
心理学は認知・発達・社会心理学など心の仕組み全般を幅広く研究する学問。臨床心理学は、その中でも心の困難を抱える人への支援に軸足を置く学問だよ。幅広く心のしくみを知りたいなら前者、支援の専門職を目指したいなら後者が近いかもしれないんだ。詳しくは学部・学科・専攻・コースの違いも参考にしてみてね。
学部だけでは足りなくて、学部で指定の科目を修めたうえで、大学院で指定の科目を修めて修了するか、定められた施設で一定期間以上働くことが必要なんだって。「公認心理師受験資格」に対応した学部学科・大学院かどうかを、募集要項で必ず確認してね。
学科の規模は大学によってさまざまなんだって。ただ支援の専門職を目指す学生が集まりやすい分、実習や国家資格対策のサポート体制が手厚い大学が多いという特徴があるよ。
1〜2年次に教養科目で人間理解を深めたのち、3年次後期からゼミに所属して論文読解や調査・研究に取り組む。医療系総合大学の強みを生かし、認知行…
こころの悩みやストレス、人間関係、発達・教育・福祉に関わる心理的課題の理解と支援方法を学ぶ専攻。カウンセリング演習や心理的アセスメント、神経…
生きることの辛さや困難を抱える人を支援する理論と技法を学ぶコース。2年次にコースを選択したのち、心理学実験・心理検査法実習・心理学実践研究実…
人間の心と行動の仕組みを、認知・発達・社会・臨床の4領域を中心に多角的に学ぶ学科の1コース。公認心理師・臨床心理士を目指す学生向けに、臨床心…
心の問題を抱えた人を理解し援助するための実践的な心理学を学ぶ専攻。1・2年次で人間理解と臨床の基礎理論を身につけ、3年次以降により高度な専門…
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悩んだり落ち込んだりしてマイナスの心理状態に陥った人をフラットに、そしてできればプラスに変えていくことを学ぶ学科。カウンセリングや心理療法に…
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1年次は共通科目で幅広く学び、2年次進級時に12の系から専攻コースを選択する学校教育学科の1系。子どもの発達や心理を科学的に理解し、学校現場…
14コースのうち、学校臨床・教育相談などスクールカウンセリング的な視点から子どもを支える力を学ぶコース。教育心理学や臨床心理学の知識をもとに…
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6コースのうち、心の援助方法を中心に学ぶコース。臨床心理学概論や心理的アセスメントなどを履修し、大学院進学による公認心理師・臨床心理士資格の…
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心理療法や心理検査等の専門的な知識と技能の基礎を学び、公認心理師・臨床心理士をめざすコース。心理的アセスメントや心理実習、心理学専門演習を通…
心理学を基礎から学び、こころの問題解決を図る学科。発達心理学や心理学的支援法などの必修科目に加え、心理的アセスメント・司法犯罪心理学・精神疾…
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臨床心理学・発達心理学・健康心理学を中心に、人の心とその発達を科学的な方法で理解・測定する力を養うプログラムです。カウンセリングやアートセラ…
2年次後期から分かれる3モデルの一つ。心の問題を抱える人へのカウンセリングや心理療法など、心のケアを行う臨床心理の専門家をめざす。公認心理師…
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科学的な心理学にもとづき、心の健康に関する社会的ニーズに応える学科。心理検査・心理療法などの専門知識を学び、医療・福祉現場での実習を通じて対…
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臨床心理学、カウンセリング論、心理療法論などを学び、公認心理師の受験資格取得をめざすコースです。心理実習を通じて障害児者支援や発達支援の技法…
公認心理師の国家試験合格と大学院進学をめざすコース。心理面接実習・心理的アセスメント・臨床心理ゼミナールなど心理学の理論と実践を体系的に学び…
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一般心理学の理論を土台に、臨床心理学・発達心理学・社会心理学を中心とした3領域を重点的に学び、犯罪心理学や消費者心理学まで幅広く展開する。民…
国家資格「公認心理師」の取得を見据えた教育を行うコース。保健医療・福祉・教育・司法犯罪・産業労働の5分野すべての実習を経験できるほか、併設の…
自分の心や人間関係といった身近な興味から、将来の仕事や生活に役立つ知識まで、幅広い心理学の領域をあなたらしいアプローチで学べる人間科学科の1…
不安や傷つきを抱える人に「その人らしく生きる力」を取り戻せるよう支援する公認心理師の養成を掲げる学科。実習などの体験的な授業を通して心の仕組…
認知心理学・発達心理学・臨床心理学の3領域を柱に、心理学を基礎からバランスよく学ぶ学科。認知心理学では思考・学習・知覚・記憶などの知的活動を…
心理学の基礎から実践までを段階的に習得し、対人援助に活かせる専門家を育成する専攻。グループワークや参加型授業を通じてコミュニケーション力とカ…
胎児期から老年期まで生涯にわたる心の成長と発達を科学的な観点から学ぶ学科。「発達心理学」「臨床心理学」「発達支援」を3つの学習軸とし、1年次…