きみは金融・ファイナンスのことを、「株やFXで儲ける方法を学ぶ学問」だと思っていないかな? ボクが図鑑で調べてみたら、それは金融・ファイナンスのごく一部の側面にすぎないんだって。金融・ファイナンスは、お金や資本がどう流れ、どうリスクと引き換えに価値を生むかを、理論とデータの両面から研究する学問みたいなんだ。実際の学問としての金融・ファイナンスと、専攻できる港(大学・学部学科)の見つけ方を、これから照らしてみるよ。
金融・ファイナンスってきみの中では、どんなイメージかな? 株やFXの売買テクニックを学んで一攫千金を狙う。銀行員になるための専門知識を身につける——そんなふうに思われがちなんだって。
でも、大学で学ぶ「学問としての金融・ファイナンス」は、そのイメージとはけっこう違うみたいなんだ。個別銘柄の売買テクニックを教える授業はほとんどなくて、実際に学ぶのは「リスクとリターンはどう釣り合うのか」「限られた資金をどう配分すれば企業や個人の価値が最大になるか」を、数式とデータを使って理論的に考える力なんだって。
たとえば「なぜ借金(負債)を抱える企業と、抱えない企業があるのか」を説明するには、感覚だけじゃなく、資金調達のコストやリスク、税制上の効果まで踏まえて理論的に分析する必要があるんだ。将来のお金の価値を今の価値に置き換えて考える「時間価値」という考え方も、金融・ファイナンスの土台になる重要な概念だよ。
会計学が企業のお金の流れを正確に「記録・報告」する学問なのに対して、金融・ファイナンスはその数字をもとに「将来どこに投資し、どう資金を調達すべきか」を意思決定するための学問なんだって。過去を映す会計学と、未来を判断する金融・ファイナンスは、対になる関係にあるよ。
複数の金融商品を組み合わせて、リスクを抑えながらリターンを狙う「分散投資」の考え方を学ぶ分野だよ。「なぜ卵は一つのカゴに盛るな、と言われるのか」を理論的に説明できるようになるんだって。
企業が新しい事業にどう投資し、その資金を借入と株式のどちらで調達すべきかを分析する分野なんだって。M&A(企業買収)における企業価値の算定も、この分野の重要なテーマだよ。
銀行や証券市場がどう機能し、金利がどう決まるかを研究する分野だよ。中央銀行の金融政策が、なぜ私たちの生活に影響するのかを理解する土台になるんだって。
将来の価格変動リスクを回避(ヘッジ)するための金融商品(オプション・先物など)の仕組みを学ぶ分野だよ。企業や金融機関がリスクとどう向き合うかを、数理的に分析していくんだって。
保険料がどう算出され、集めたお金がどう運用されるかという、保険や年金制度を支える金融の仕組みを学ぶ分野なんだって。少子高齢化が進む中で、社会的にも重要性が増しているテーマだよ。
理屈では分かっていても、含み損を抱えた株をなかなか売れない——そんな人間の心理的なクセを、伝統的な金融理論とは違う角度から分析する研究分野なんだって。
税制優遇のある制度が広まることで、個人の投資行動やお金への意識がどう変わってきたかを、統計データから分析する研究だよ。
株式や為替とは異なる値動きをする暗号資産の価格変動要因を、伝統的な金融理論がどこまで説明できるかを検証する研究なんだって。
過去の金融危機の事例を分析して、金融システムのどんな構造的な問題が危機を引き起こしやすいのかを探る研究だよ。
こんなきみには、金融・ファイナンスの島(学問領域)が向いているかもしれないんだって。
この学問にピンときたなら、きみの好き・得意をボクに教えてよ。金融・ファイナンス以外にも、きみに合いそうな学問の島がまだあるかもしれないから、一緒に探しに行こうよ。
金融・ファイナンスの先には、こんな港(仕事)が見えてくるよ。ただし金融業界で専門性を発揮するには、証券アナリストやファイナンシャルプランナー(FP)といった資格の取得や、実務経験の積み重ねが重要になることも多くて、学位だけですべてが完結するわけではないんだって。
会計学が企業のお金の流れを正確に「記録・報告」することに重点を置くのに対して、金融・ファイナンスはその数字をもとに「将来どこに投資し、どう資金を調達すべきか」を意思決定することに重点を置くよ。過去を映す会計学と、未来を判断する金融・ファイナンスは、セットで学ばれることも多いんだって。詳しくは学部・学科・専攻・コースの違いも参考にしてみてね。
経済学は市場や社会全体でお金・モノ・労働がどう動くかという「仕組み」を広く研究するのに対して、金融・ファイナンスはお金や資本そのものの価格づけ・運用・調達により的を絞って学ぶよ。経済学が土台の理論だとすると、金融・ファイナンスはそれを企業や個人のお金の意思決定に応用する分野というイメージなんだって。
経営学は組織の戦略・人事・マーケティングなど企業運営全般を幅広く扱うのに対して、金融・ファイナンスは資金の調達・運用という一点に絞って深く学ぶ分野なんだって。経営学の中の「経営財務」という科目が、金融・ファイナンスの入り口にあたることも多いよ。
リスクとリターンの関係を理論的に理解する力は身につくけど、「必ず儲かる投資手法」を教える授業はないんだって。個別銘柄の売買テクニックよりも、お金の流れを論理的に読み解く力が身につく学問だよ。
2年次より選択する2コースの一つで、簿記会計の基礎(日商簿記2級レベル)を土台に、資金調達・資金運用など金融の仕組みと経営全般を学ぶ。金融シ…
経営学科の4コースの一つで、2年次から所属する。企業の価値を高めるための資金調達・運用や投資のリスク評価などを扱う知識を修得するコースで、専…
経済経営学科4コースのうちファイナンス・会計コース。会計学と金融・ファイナンスを軸に、企業と市場を数量的に分析する力を養う。
事業プランニング学類が2年次後期から分かれる「事業戦略」「事業管理」の2つの履修コースの一つ。企業・事業の運営管理を対象とし、経営資源を有機…
経済学科の1コース。2年次から選択し、金融に関する知識とそれを活かす実践的な運用方法を学ぶ。金融と情報技術が融合するフィンテック分野などIT…
入学後に選べる8コースの一つ。金融機関や一般企業への就職を見据えた専門知識を習得するコース。地元経済の発展策を仲間と考え、経済政策やビジネス…
簿記・会計の基礎から「お金」に関わる幅広い知識を身につけ、企業経理や金融の現場で活躍できる実践力を養うコース。会計学基礎などの科目を通じて数…
2年次進級時に選択する3コースの一つ。経済理論を応用し、経済問題や金融市場の動向を分析できる力を養う。金融論・財政学・国際経済学などを学び、…
銀行や証券会社など金融業界の役割や仕組みを学ぶコース。金融論やファンドビジネスなどの科目を通じて資金の流れや金融機関の機能を理解し、金融機関…
金融と企業財務を専門的に学ぶコース。ファイナンシャル・プランニング論・企業金融論・証券市場論などを通じて資金調達や資産運用の仕組みを理解し、…
2年次より選択する4コースの一つ。国際社会で活躍する経済人の育成をめざし、エネルギー問題や貧困など国際課題への対応力を養う。1年次から中華圏…
簿記の基礎から財務諸表を用いた企業分析までを段階的に習得する会計分野と、AIを活用した金融サービスや流通・小売業の銀行業参入などICTで拡大…
グローバルに活躍する視野を持ちながら、経済の専門知識と英語力を磨く専攻。金融の基礎から最新の金融取引の仕組み、日本銀行の動向までを学ぶ「ファ…
銀行・証券・保険といった金融機関の特徴やお金が動く仕組みを理解し、金融と経済の関わりを学ぶコース。銀行論・証券論・国際金融論・ファイナンシャ…
経済学部生が2年次に選択する4コースの1つ。財務諸表の見方や分析手法、企業の資金調達と運用、投資のリスクとリターンの関係などを学び、金融・会…
ビジネス言語としての会計を日本語・英語のDual Language Programにより修得するコース。1年次に日商簿記3級を目指し、2年次…
金融市場の仕組みや金融データを学び、為替・株式・保険等の現実世界を理解するプログラム。銀行員、証券会社員、保険会社員、投資家など、金融業界で…
金融機関や会計職を目指す学生向けのコース。日本証券業協会の「金融リテラシー講座」を通じてライフプランニング・証券投資論・税金の基礎知識を習得…
金融・財務(会計)分野のスペシャリストの育成をめざす、ビジネス学科の3学修コースの1つ。2年次秋学期に金融・財務やソーシャル・データサイエン…
1年次に経営学・経済学の基礎科目を学んだうえで、2年次から分かれる4コースの一つ。簿記・会計学・ファイナンスの知識を体系的に学び、財務諸表を…
2年次から選択できる経済学科の1コース。企業の生産活動と市場に関する総合的な経済学の専門知識と分析能力を養い、労働力・資本・産業といった要素…
商業簿記・工業簿記から財務会計・管理会計・税務会計、原価計算・経営分析までを学び、ファイナンシャル・プランニングや財務戦略の知識も習得するコ…
3年次進級時に選択する6コースの一つ。企業の経営状態を映す「会計」と、資金の流れを支える「金融」を専門的に学ぶ。簿記・原価計算・財務諸表論な…
経営学科3コースのうち会計・ファイナンスコース。会計や財務の実務能力を身につける。基本簿記を必修としたうえで経営学・会計・マーケティングの基…
ミクロ・マクロ経済学など専門共通科目で基礎を固めたのち進むコース。金融・財政・労働経済などの専門展開科目を学び、産業システムと金融システムの…
世の中のお金の流れや企業の資金管理等、会計・金融に関する専門知識を身につけ資格取得もめざすコース。複式簿記や原価会計、財務諸表分析を学ぶ会計…
1年次秋に選択する4教育トラックの一つ。金融の仕組みから金融政策までを学び、「企業連携講座」で金融の実際に触れながら金融リテラシーを身につけ…
経済学科が1年次秋学期に選ぶ4コースの一つで2年次から所属する。労働経済論・国際金融論・産業組織論・金融政策論・金融特論など、企業経営や金融…
2年次から選択する経済学科5コースの一つ。金融と不動産を経済学の視点から学ぶ関西でも数少ないコースで、ファイナンシャル・プランナーや宅地建物…
生活者と企業の両方の視点から、身近な経済・経営の課題を学ぶコース。2年次にコース選択。ファイナンシャル・プランニング技能士や日商簿記検定など…
2年次より選択する7コースの一つ。銀行・証券・保険など社会を支える金融の役割を学ぶコース。金融の仕組みと行動ファイナンスを中心に、「日経ST…
金融と経済の実践的な知識を学び、個人のライフプランに合わせた資産運用や生活設計を提案できる力を養うコース。銀行・証券・保険など金融機関への就…
2年次から主専攻を選ぶ経済学科2コースの一つ。金融をテーマに企業や社会と結びついた実践的な授業を展開し、未来投資プログラムや為替予想コンテス…
2027年4月開設予定の経済学部の1コース。学科の入学定員は200名で、コースは出願時に選ぶ。市場のしくみや消費者の行動、企業や組織がどう意…
金融理論の専門家に加え、金融機関出身の実務家による講義を通じて金融分野を体系的に学ぶコース。少人数の金融特別演習も設け、銀行・証券・保険など…
1年次から選択できるコース。個人資産管理・金融リテラシー・不動産運用設計など、生活に密着した金融知識を学ぶ。FP技能士資格の取得をめざし、地…
株式投資や不動産投資の理論を学びながら、アプリを用いたバーチャル投資やチーム対抗の「投資の実践」など体験型の学習を重ねるコース。経済学の知識…
商学科が2年次から分かれる3つの選択肢の一つ。経営者に必要なマネジメント能力と金融の知識を習得し、経営判断力を磨く。教養・専門科目に加え地域…
経営経済学科5コースのうち会計ファイナンスコース。会計・ファイナンス分野の基礎から応用までを体系的に学び、身につけた知識を実際の社会で試す機…
経営情報学科の1コース。企業の財務分析と会計専門職スキルの養成を目指し、財務諸表を読みこなす能力を習得する。1年次は経営学科と共通の専門導入…
問題発見・問題解決の学問としての経営学を学びの核に、会計学と金融論の知識・分析手法もあわせて修得する学科。座学に加えパソコンを活用した実習形…
1年次に入門経営学・簿記などのリテラシー科目で基礎を固めたのち、2年次後期から所属するコース。地方の課題解決とマネジメントの視点を併せ持つ人…
2年次から分かれる2プログラムの一つで、会計・ファイナンスに関する基礎的な知識を体系的に身につけながら学ぶ。ファイナンシャルプランナーや日商…
ビジネス会計、公認会計士・税理士、国際ビジネス、ビジネス金融、ファイナンス・プロフェッショナルの5つの履修モデルコースを設ける学科。会計・フ…