芸術を肌で理解し、自分の経験と結びつけながら運用できる、幅広い教養を持つジェネラリストが育つ領域。学びの基幹は5つのリテラシーで、ヴィジュアル、サウンドという視聴覚メディアに加え、英語、日本語、情報リテラシーを養う演習を置き、それらを「地域」「ネットワーク」の課題に取り組むプロジェクト授業や少人数ゼミへと展開する。学内外での体験型の授業でものごとの本質を「見る力」、様々なジャンルと交わることで新しく「問う力」、人と人、社会と作品をつなぐ「接点をつくる力」を伸ばし、カリキュラムには海外研修もある。卒業生の活躍の場は企画や広報、IT関連、国内外のNGO・NPOなど。
芸術に創造的な価値を見いだし、自分の潜在能力を引き出して社会に貢献しようとする人を求めています。大学公式のアドミッション・ポリシーは芸術学部芸術学科について1つ示され、求める学生像が5つの領域ごとに挙げられています。音楽領域では、音楽への意欲と情熱を持ち、音楽の理論と実技・実践を学び続けるための勤勉性と能力を備えていること、芸術文化に対して幅広い視野と関心を持っていること、そして音楽の発展を通じて文化的な社会を形づくろうとする視点を持っていることを重視します。演奏や創作の技術だけでなく、なぜその音楽が社会にとって意味を持つのかを考えられる姿勢が求められます。舞台芸術領域では、音楽・演劇・舞踊といった舞台芸術と、それらが社会において持つ価値や役割に対して、強い情熱と関心、学修意欲を持っている人を求めています。あわせて、豊かな創造力と想像力、そして人と関わるコミュニケーション力を活かし、舞台芸術そのものの発展と、舞台芸術を通じた社会課題の解決に取り組もうとする意欲を備えていることが必要です。舞台は多くの人の協働で成り立つため、他者とともにつくる姿勢が重視されます。美術領域では、美術に対する関心や探求心を持ち、制作や表現のなかに創造的な価値を見いだそうとする人を求めています。そのうえで、自分の表現を通じて社会に貢献することを志す、幅広い視野と意欲を備えていることが必要です。技術の巧拙だけを問うのではなく、何を見て何を考え、それをどう形にしようとするのかという探究の姿勢と、自分の制作を社会とのつながりのなかで捉えようとする意欲が重視されます。デザイン領域では、デザインに対する関心や探究心を持ち、モノづくりや思考を通じてさまざまな問題を解決することで社会に貢献しようとする人を求めています。あわせて、幅広い視野と意欲を備えていることが必要です。デザインを「見た目を整えること」ではなく「課題を解決する手段」として捉え、身のまわりの不便や社会の問題に目を向け、自分ならどう解決するかを考えようとする姿勢が重視されます。芸術教養領域では、芸術学部に置かれた各領域・各分野をはじめ、現代の多様な文化や社会に幅広い関心を持っている人を求めています。そのうえで、自分自身の発想と知恵、感覚を活かしながら、地域や社会が抱える課題を他者と協働して解決していこうとする意欲を備えていることが必要です。ひとつの表現ジャンルを深く極めることよりも、芸術と社会をつなぐ視点を持ち、企画や運営、地域との関わりを通して芸術の力を活かそうとする姿勢が重視されます。
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